第24課
わたしたちの世界的な活動の費用はどのように賄われていますか
エホバの証人の組織は毎年,非常に多くの聖書や他の出版物を発行し,それを無償で頒布しています。王国会館や支部事務所の建設や維持もしています。大勢のベテル奉仕者や宣教者の生活を支え,また災害時には救援活動も行ないます。そのため,「それだけの費用をどのように賄うのだろう」と思われるかもしれません。
十分の一献金や会費を求めたり,寄付集めをしたりはしません。伝道活動を推し進めるには多くの費用がかかるとはいえ,わたしたちが金銭を請うことはしません。今から100年以上前に,「ものみの塔」誌(英語)の創刊第2号には,エホバの後ろ盾を確信しているという発行者の言葉が記され,それゆえ「人間に支持を乞い求めたり,懇願したりはしない」と述べられていました。実際いまに至るまでその言葉どおりにしてきたのです。―マタイ 10:8。
わたしたちの活動は自発的な寄付によって支えられています。わたしたちの聖書教育活動の価値を認め,寄付する人は少なくありません。エホバの証人も,神のご意志を全世界で行なう活動に,時間やエネルギーやお金など持つものを喜んで充てています。(歴代第一 29:9)王国会館や大会会場には,寄付することを望む人のために寄付箱が置かれています。ウェブサイトjw.orgからも寄付を行なえます。寄付は多くの場合,つつましい生活をしている人たちからのものです。イエスが褒めた,小さな硬貨二つを神殿の宝物庫の箱に入れた貧しいやもめのような人たちです。(ルカ 21:1‐4)このように,だれもが定期的に「幾らかを別にし」,「ただその心に決めたとおりに」与えることができます。―コリント第一 16:2。コリント第二 9:7。
わたしたちは,「貴重なもの」をもってエホバを敬うことを望む人の心をエホバが今後も動かしてくださると確信しています。こうして王国伝道の業は支えられ,神のご意志が成し遂げられます。―箴言 3:9。
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わたしたちの組織は他の宗教とどんな点で異なっていますか。
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自発的な寄付はどのように用いられますか。